2007年07月04日
頑張った日本人選手
ウィンブルドンももうすぐベスト4が出揃うとしています。
今年の日本人選手の活躍には感動さえ受けるものがありました。
シャラポアに敗れた杉山選手。今回の杉山選手のシングルスを見て、まさかこんなに強いテニスをするなんて思っていませんでした。
日本人選手の試合を見ているのではなくて、まるでトッププレーヤー同士が戦っている試合を見ているようだった。
それ程のレベルだった。
そして見ていて楽しめるテニスだった。今までで、日本人の試合でこんな気持ちで試合が見れたのは初めての様な気がした。
シャラポア戦、本当に惜しかった。でも2セット以降シャラポアは絶好調。ミスも少なく、パワフルなショットを連発…杉山選手のプレーは決して悪くは無いと思いました。
以前杉山選手は、“引退と言うのは年が決めるのではなくて、気持ちが決めるのだ”と言う言葉を残しています。
素敵な言葉だと思います。杉山選手は決して若くは無い。でも、まだ引退には程遠く、この先もずっと活躍して欲しいし応援していきたい。
若き新星、森田選手。
彼女のプレーを見るのは初めてでした。
彼女がまだ14歳位の頃から既にその名は有名でした。
惜しくも1回戦で敗れてしまったが、率直な感想は、実にハイレベルなテニス。何よりも今回ウィンブルドン初出場にもかかわらず、あれだけの質の高いテニスをするなんて…
彼女を見ていて、日本人が4大大会で決勝に行くのも夢ではないのではないか…とも思いました。
今後の活躍に大きな期待ですね!
そして、一番驚いたのは、森上選手です。
彼女のテニスを見るのも初めてだったのですが。ウィリアムス戦…本当に、本当に凄かった。
フラット系の球でライジングショットでのストロークはそれこそ強力で、あのウィリアムスと互角以上の打ち合いをしていた。
彼女の一番凄いと思った所…それは、“ハート”でした。
強敵の前でも、動じず、堂々と打ち合う、このゲームを取られたらかなり危ない…という場面で凄いショットを連発で打つ。完全に振り切っていて、それだけではなく攻めていたのだ。あのテニスには本当に驚きました。全てのプレーヤーの見本だと思いました。
特に、ファイナルセットの2-2の時。
ブレイクポイントでピンチにもかかわらず、オンラインのショットを2度も打ち、キープしてしまった。
これが一番印象に残ったゲームでした。
敗因は色々な意見があるだろうけど、終盤でウィリアムスがストロークをつなぎにきたのだ。でもそのつなぎのショットが深かった。その時に無理に叩いてミスを連発してしまった。あの繋ぎのショットは深かったけどあきらかにウィリアムスが弱気になって打ったショットに思えてしかたなかった。叩けばミスも出る。そして森上選手のカウンターも怖い…どうしよう…つなぐしかない…つなぎにくる直前のウィリアムスの表情は明らかにいつもと違って弱々しかった。しかし、森上選手のミスがウィリアムスに最後のパワーを与えてしまったのでは無いのだろうか。最後のゲーム、森上選手はこれまで殆ど見せなかったブロックリターンや、スライスでのリターンをしてミスをしたり、甘い球が返ってしまったのだ。このリターンをいつも通りに返していれば…チャンスはもっとあったのでは…と私は思いました。
この試合を見ていて、試合に夢中になり、何度も“おーー”と叫んでいた自分、こんなハートを持った選手に虜になってしまいました。
昔伊達選手がグラフを倒す直前でサスペンドになってしまった試合。忘れる事ができない試合ですよね。あの時も手に汗握って試合を見ていました。
感動を与えてくれた日本人選手に大きな感謝です。
そしてこれからの活躍に期待したいですね!
今年の日本人選手の活躍には感動さえ受けるものがありました。
シャラポアに敗れた杉山選手。今回の杉山選手のシングルスを見て、まさかこんなに強いテニスをするなんて思っていませんでした。
日本人選手の試合を見ているのではなくて、まるでトッププレーヤー同士が戦っている試合を見ているようだった。
それ程のレベルだった。
そして見ていて楽しめるテニスだった。今までで、日本人の試合でこんな気持ちで試合が見れたのは初めての様な気がした。
シャラポア戦、本当に惜しかった。でも2セット以降シャラポアは絶好調。ミスも少なく、パワフルなショットを連発…杉山選手のプレーは決して悪くは無いと思いました。
以前杉山選手は、“引退と言うのは年が決めるのではなくて、気持ちが決めるのだ”と言う言葉を残しています。
素敵な言葉だと思います。杉山選手は決して若くは無い。でも、まだ引退には程遠く、この先もずっと活躍して欲しいし応援していきたい。
若き新星、森田選手。
彼女のプレーを見るのは初めてでした。
彼女がまだ14歳位の頃から既にその名は有名でした。
惜しくも1回戦で敗れてしまったが、率直な感想は、実にハイレベルなテニス。何よりも今回ウィンブルドン初出場にもかかわらず、あれだけの質の高いテニスをするなんて…
彼女を見ていて、日本人が4大大会で決勝に行くのも夢ではないのではないか…とも思いました。
今後の活躍に大きな期待ですね!
そして、一番驚いたのは、森上選手です。
彼女のテニスを見るのも初めてだったのですが。ウィリアムス戦…本当に、本当に凄かった。
フラット系の球でライジングショットでのストロークはそれこそ強力で、あのウィリアムスと互角以上の打ち合いをしていた。
彼女の一番凄いと思った所…それは、“ハート”でした。
強敵の前でも、動じず、堂々と打ち合う、このゲームを取られたらかなり危ない…という場面で凄いショットを連発で打つ。完全に振り切っていて、それだけではなく攻めていたのだ。あのテニスには本当に驚きました。全てのプレーヤーの見本だと思いました。
特に、ファイナルセットの2-2の時。
ブレイクポイントでピンチにもかかわらず、オンラインのショットを2度も打ち、キープしてしまった。
これが一番印象に残ったゲームでした。
敗因は色々な意見があるだろうけど、終盤でウィリアムスがストロークをつなぎにきたのだ。でもそのつなぎのショットが深かった。その時に無理に叩いてミスを連発してしまった。あの繋ぎのショットは深かったけどあきらかにウィリアムスが弱気になって打ったショットに思えてしかたなかった。叩けばミスも出る。そして森上選手のカウンターも怖い…どうしよう…つなぐしかない…つなぎにくる直前のウィリアムスの表情は明らかにいつもと違って弱々しかった。しかし、森上選手のミスがウィリアムスに最後のパワーを与えてしまったのでは無いのだろうか。最後のゲーム、森上選手はこれまで殆ど見せなかったブロックリターンや、スライスでのリターンをしてミスをしたり、甘い球が返ってしまったのだ。このリターンをいつも通りに返していれば…チャンスはもっとあったのでは…と私は思いました。
この試合を見ていて、試合に夢中になり、何度も“おーー”と叫んでいた自分、こんなハートを持った選手に虜になってしまいました。
昔伊達選手がグラフを倒す直前でサスペンドになってしまった試合。忘れる事ができない試合ですよね。あの時も手に汗握って試合を見ていました。
感動を与えてくれた日本人選手に大きな感謝です。
そしてこれからの活躍に期待したいですね!