2007年06月30日
怒ると叱る
雨は降るけど、長続きはしませんね…
梅雨らしさというものをまだまだ感じる事はできませんね。
ある雑誌を見ると怒ると叱るとの違いについて記述してありました。
会社にいる以上、上司や先輩等、かかわる人間は多いと思います。最近は上司の中でも部下を叱れない上司が増えているとの記事でした。
怒ると叱る、何が違うのでしょうか?
上司が部下を叱ったり怒ったりする場合、何故叱ったり怒ったりするのでしょう…それは、ミスしたりした時に注意を促したり、今後同じ失敗をさせないように…などなど色々あると思います。
でも、事の本質は部下を成長させるためではないでしょうか。
ミスをした場合、怒りたい気持ちはわかります。
でも、大切なのは再発防止と部下の成長なのです。
怒ると言うのは、感情をそのまま出してしまう事。
そして叱ると言うのは、部下に注意はするけど、何が悪かったか部下に考えさせるように導く事。
会社では部下は上司に逆らえないものです。そして多い少ないはあるとして、仕事には主観が入ってしまう事です。そんな主観の世界の中で、何か失敗して、叱るのではなくて怒る上司。
部下は、怒られたのでは何が悪かったのかは考えようとせず、ただ上司が怒っているから謝る。そして、次は怒られない様にする。
問題なのは、“次は怒られないようにする”と言うのは、怒られたくないから怒られないようにする。つまり何が良いか悪いか、と言う事の本質よりも、どうすれば上司が怒るか怒らないか、その場しのぎ的に考えてしまうことです。
そこから得られるのはあまり多くはなく、失っていくものは上司と部下との信頼関係です。
一方叱る上司。部下がミスした時に、このミスによってどんな事が起きてしまうか部下に教えたり考えさせたりする。いわゆる、部下に何が原因でこうなってしまったのか、そして今後どうすればよいのか。そんな風に導いてあげれば部下も考えるようになり、1つの失敗から応用を利かせ、大きく成長していくのだと思います。
大学の部活で、後輩によく質問された事。
“球出しの球を打ち返したりボレーしたりするのは何とかできるけど、ゲームになると全く入らなくなるのは何故ですか?”
それに対して、私は
“練習メニューで、それぞれのメニューにどんな意味があるのか考える事が大切、すなわち…この練習はゲームのどんな時、どんな所で役に立つのか常に考えて想像する事が大切。”と答えていました。
球出しをするから、それを逆クロスに打ちなさい、と先輩に言われたからただ逆クロスに打った。
それでは成長はあまり望めませんよね。
それよりも、何故逆クロスに打つの?また、この練習はゲームのどんな状況の時の練習なの?と常に考える事が大切ですよね。
そう教えると、単純なメニューをするに当たっても、後輩からどんどん質問してくれたり、考えてくれるようになりました。そして、その後輩が、さらに後輩に指導する時に自分で考えた事を自分の言葉として伝える事ができるのです。
話が脱線してしまいましたが、
怒ると叱るとの違い、色んな人(上司や部下)に参考になると思いついつい夢中になって読んでしまったのでした。
梅雨らしさというものをまだまだ感じる事はできませんね。
ある雑誌を見ると怒ると叱るとの違いについて記述してありました。
会社にいる以上、上司や先輩等、かかわる人間は多いと思います。最近は上司の中でも部下を叱れない上司が増えているとの記事でした。
怒ると叱る、何が違うのでしょうか?
上司が部下を叱ったり怒ったりする場合、何故叱ったり怒ったりするのでしょう…それは、ミスしたりした時に注意を促したり、今後同じ失敗をさせないように…などなど色々あると思います。
でも、事の本質は部下を成長させるためではないでしょうか。
ミスをした場合、怒りたい気持ちはわかります。
でも、大切なのは再発防止と部下の成長なのです。
怒ると言うのは、感情をそのまま出してしまう事。
そして叱ると言うのは、部下に注意はするけど、何が悪かったか部下に考えさせるように導く事。
会社では部下は上司に逆らえないものです。そして多い少ないはあるとして、仕事には主観が入ってしまう事です。そんな主観の世界の中で、何か失敗して、叱るのではなくて怒る上司。
部下は、怒られたのでは何が悪かったのかは考えようとせず、ただ上司が怒っているから謝る。そして、次は怒られない様にする。
問題なのは、“次は怒られないようにする”と言うのは、怒られたくないから怒られないようにする。つまり何が良いか悪いか、と言う事の本質よりも、どうすれば上司が怒るか怒らないか、その場しのぎ的に考えてしまうことです。
そこから得られるのはあまり多くはなく、失っていくものは上司と部下との信頼関係です。
一方叱る上司。部下がミスした時に、このミスによってどんな事が起きてしまうか部下に教えたり考えさせたりする。いわゆる、部下に何が原因でこうなってしまったのか、そして今後どうすればよいのか。そんな風に導いてあげれば部下も考えるようになり、1つの失敗から応用を利かせ、大きく成長していくのだと思います。
大学の部活で、後輩によく質問された事。
“球出しの球を打ち返したりボレーしたりするのは何とかできるけど、ゲームになると全く入らなくなるのは何故ですか?”
それに対して、私は
“練習メニューで、それぞれのメニューにどんな意味があるのか考える事が大切、すなわち…この練習はゲームのどんな時、どんな所で役に立つのか常に考えて想像する事が大切。”と答えていました。
球出しをするから、それを逆クロスに打ちなさい、と先輩に言われたからただ逆クロスに打った。
それでは成長はあまり望めませんよね。
それよりも、何故逆クロスに打つの?また、この練習はゲームのどんな状況の時の練習なの?と常に考える事が大切ですよね。
そう教えると、単純なメニューをするに当たっても、後輩からどんどん質問してくれたり、考えてくれるようになりました。そして、その後輩が、さらに後輩に指導する時に自分で考えた事を自分の言葉として伝える事ができるのです。
話が脱線してしまいましたが、
怒ると叱るとの違い、色んな人(上司や部下)に参考になると思いついつい夢中になって読んでしまったのでした。