2008年12月14日
内定取消
こんばんは
師走といっても日本の寒さはまだまだこれからが本番ですね。
最近は、近年まれに見る極度の不況が訪れてきました。
日本のビジネスが海外市場に伸びている以上海外の証券、為替が大きく影響するのは必至です。
日本には終身雇用で働くのだと言う、他ではあまり見られないとても良い風土がある。一企業を愛し、尽くして、そこで骨を埋める。多少の苦も自分がいなきゃ駄目なんだと言う高いモチベーションで企業は社員の頑張りに支えられてきた。
日本がアメリカナイズされてから、文化も大きく変わり人とのコミュニケーションのとり方も大きく変わってきた。アメリカナイズと言うのは簡単に私なりに解釈すると“合理主義”です。
そしてその結果、終身雇用と言うよりも転職を選択肢の一つとして考える社員も多くなってきた。
最近になってどの企業も過去最高の利益を出してきました。そしてアメリカの証券崩壊後、まれにみる大不況。どの企業もリストラを積極的に行っています。
どんなに業績が良くても、悪くなってしまったらすぐ人を切る。これを企業が行ってしまっていては、日本の終身雇用の風土ももっと失われていくのではないか。これは企業が合理主義化になったと言うのも否めませんが、この高利益がいかに本当の意味での好景気になってないかと言う証明でもありました。現に伸びているのは大企業のみ。中小は伸び悩み、何よりも大切な国民の消費率は上がってはいない。
本題に入りますと、最近は内定取消しというとても悲惨な事件がとても多く起きています。私の就職活動の時、氷河期だった為その活動は困難でした。内定取消と言う言葉は当時もやはりあったのだが、それはごくまれで、新聞に取り上げられた時には国民の注目度は高かった。しかし、今ほど酷くはなかった。そして、特に酷いのは内定取消しの実態。内定者側に、内定辞退の申し出を送れというケースもあり、あるいは内定通知書およびそれ迄の電話やメールはこちら側の間違えだったので内定は無しとする。など悪質な行為が平気で行われている。
内定とは、仮契約といった類の契約ではなく、その時点で雇用が確定されているのである。だから内定を取消すというのは、雇用を取りやめる、即ち解雇に値するのである。
いわゆる内定の取消しは、容易には行えないのである。そしてそれをモラルの欠片も感じられない手口で折角就職活動を終えた学生たちをどん底までに落としてしまっている。
現在の就職活動の大変さは、想像以上に困難を要する。そんな思いを少しでも理解してあげられているのであろうか。
厚生省は、こういった内定取消しを行った企業の名前を公表する方針で行きたいと言っていたが、これに関しては私も賛成で、是非名指しで公表してほしい。
"合理主義”日本は戦後アメリカを見習い突き進んできたが、私にはこれが間違えの始まりだった気がしてなりません。アメリカにはアメリカの、日本には日本の個性があります。他のいい所だけを取り入れたのでは絶対にうまくは行かない。これが物事の基本だと思います。
合理的ではなく、無駄が多い日本。しかしその無駄の中に日本独特の人情や助け合いの精神があったような気がします。合理化はとても良いと思いますが、それにより日本の大切なものが沢山失われてしまった気がしてなりません。
ともあれ、早くこの不況を脱してだれもが安定した仕事に就ける日が来るように…頑張っていかなくては。
師走といっても日本の寒さはまだまだこれからが本番ですね。
最近は、近年まれに見る極度の不況が訪れてきました。
日本のビジネスが海外市場に伸びている以上海外の証券、為替が大きく影響するのは必至です。
日本には終身雇用で働くのだと言う、他ではあまり見られないとても良い風土がある。一企業を愛し、尽くして、そこで骨を埋める。多少の苦も自分がいなきゃ駄目なんだと言う高いモチベーションで企業は社員の頑張りに支えられてきた。
日本がアメリカナイズされてから、文化も大きく変わり人とのコミュニケーションのとり方も大きく変わってきた。アメリカナイズと言うのは簡単に私なりに解釈すると“合理主義”です。
そしてその結果、終身雇用と言うよりも転職を選択肢の一つとして考える社員も多くなってきた。
最近になってどの企業も過去最高の利益を出してきました。そしてアメリカの証券崩壊後、まれにみる大不況。どの企業もリストラを積極的に行っています。
どんなに業績が良くても、悪くなってしまったらすぐ人を切る。これを企業が行ってしまっていては、日本の終身雇用の風土ももっと失われていくのではないか。これは企業が合理主義化になったと言うのも否めませんが、この高利益がいかに本当の意味での好景気になってないかと言う証明でもありました。現に伸びているのは大企業のみ。中小は伸び悩み、何よりも大切な国民の消費率は上がってはいない。
本題に入りますと、最近は内定取消しというとても悲惨な事件がとても多く起きています。私の就職活動の時、氷河期だった為その活動は困難でした。内定取消と言う言葉は当時もやはりあったのだが、それはごくまれで、新聞に取り上げられた時には国民の注目度は高かった。しかし、今ほど酷くはなかった。そして、特に酷いのは内定取消しの実態。内定者側に、内定辞退の申し出を送れというケースもあり、あるいは内定通知書およびそれ迄の電話やメールはこちら側の間違えだったので内定は無しとする。など悪質な行為が平気で行われている。
内定とは、仮契約といった類の契約ではなく、その時点で雇用が確定されているのである。だから内定を取消すというのは、雇用を取りやめる、即ち解雇に値するのである。
いわゆる内定の取消しは、容易には行えないのである。そしてそれをモラルの欠片も感じられない手口で折角就職活動を終えた学生たちをどん底までに落としてしまっている。
現在の就職活動の大変さは、想像以上に困難を要する。そんな思いを少しでも理解してあげられているのであろうか。
厚生省は、こういった内定取消しを行った企業の名前を公表する方針で行きたいと言っていたが、これに関しては私も賛成で、是非名指しで公表してほしい。
"合理主義”日本は戦後アメリカを見習い突き進んできたが、私にはこれが間違えの始まりだった気がしてなりません。アメリカにはアメリカの、日本には日本の個性があります。他のいい所だけを取り入れたのでは絶対にうまくは行かない。これが物事の基本だと思います。
合理的ではなく、無駄が多い日本。しかしその無駄の中に日本独特の人情や助け合いの精神があったような気がします。合理化はとても良いと思いますが、それにより日本の大切なものが沢山失われてしまった気がしてなりません。
ともあれ、早くこの不況を脱してだれもが安定した仕事に就ける日が来るように…頑張っていかなくては。
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